こんにちは、manyanです!
首都圏で久々に雪が降りましたね!そして結構な積雪量で朝起きてビックリされた方も多かったと思います。
そして朝のニュースを見ていて感じたのが、「相変わらずノーマルタイヤの車の立ち往生や事故が多い」ということです。
しかしなぜ、積雪時なのにノーマルタイヤなのか・・?小生にとっては不思議でなりません!
ということで今回は、首都圏ではなぜ積雪でもノーマルタイヤで走る人が多いのかという考察と、後半では積雪時の車の運転について警鐘を鳴らしたいと思います!
どうぞ最後までご覧ください!
なぜ首都圏は雪でもノーマルタイヤの車が多い?
降雪、積雪時にいつも思うのですが、首都圏では積雪しているにもかかわらず、ノーマルタイヤ(以下、夏タイヤ)で走行している車が多すぎますよね!
なぜなんでしょうか?
それでは、夏タイヤで雪道を運転してしまう状況や思考ついて、まず羅列してみましょう!
- そもそも雪道で車を運転したことがなく、危ないという認識が無い
- 外の状況を確認した上で、「まだ積もっていないから大丈夫」との認識
- 天気予報の降雪や気温を見て「大丈夫だろう」と思う
- 近場に行くだけ、用事で少しだけ、のように「ちょっとだけ」であれば大丈夫という意識
- まさか自分がスリップしたり立ち往生することはないだろう
- 車に雪対策する時間が無く、徒歩・電車では遅刻やアポイント時間に間に合わない!
以上、ザックリ羅列してみましたが、このような人達に共通して言えることは、
「車は基本的に雪の中では普通に運転することができない」
ということを根本的に理解していないと思います。
また、道路交通法においても積雪時の夏タイヤでの走行は違反行為です。
(減点対象ではありませんが反則金(5~7千円程度)の対象になります)
また首都圏は降雪の機会もめったに無く、雪に対しての耐性がめっぽう弱く、雪への危険認識も低いことも夏タイヤのまま雪道を運転してしまうことも大きな要因の一つでしょう。
神奈川県でもわずか一晩で280件もの事故が!原因は夏タイヤでの走行です。
神奈川県警によりますと、午後12時から午前6時までの18時間の間に雪の影響とみられる交通事故が280件起きた。このうち人身事故は8件で、10人が軽傷でした。雪によるスリップが主な原因とみられ、赤信号で停まれずに前の車に追突する事故や、カーブを曲がり切れずにほかの車に追突する事故が起きている。
最も事故が多かったのは横浜市内で、ノーマルタイヤのまま雪道を走ったことによる事故が目立つ。警察はスタッドレスタイヤを装着するなどして対策を取ってほしいと呼び掛けている。
引用:テレビ朝日報道局
いずれにしても、覚えておいてほしいことは、「雪予報が出たら、雪が降り始めたら、夏タイヤでの運転を絶対避ける!」ということです!
次項から雪道の恐ろしさと危険予知について考えてみましょう!
雪道での夏タイヤの怖さと雪に対する危険予知をするべし!
「雪道で車は普通に運転することができない」と前述した内容について、以下3つに分けて雪道の怖さと、危険予知について詳しくみていきましょう!
1.滑らないタイヤは存在しない
まず、車のタイヤはアスファルトの上を走る前提のゴムで出来ており、ゴムは雪の上では滑ってしまうということです!
スタッドレス(以下、冬タイヤ)は、溝が夏タイヤより多く、雪をつかむ構造なのである程度は走れますが、夏タイヤとゴムで作られているので原理としては同じで”滑ります”!
よって、スタッドレス履いてるから”滑らない”とか”安全だ”という認識は間違いです。
”雪でタイヤは滑るもの”ということを頭に入れておきましょう!
2.「近くまで少し運転だから」「まだ積もってない」が危ない!
これは、「あるある」かもしれませんね。
外の状況を見て、「近くのコンビニ行くだけなら大丈夫!少しだけ!」と夏タイヤで出ていく・・・この場合、多くの人は「自分の家の周りの状況だけを踏まえて判断している」だけであって、見えていない道路がどうなっているか?ということまでに考えが及んでいません!
もしかしたら、すぐ次の角を曲がった道路では雪が積もっているかもしれません!
また、目的地までの道中で事故や渋滞に巻き込まれるという可能性だってあるのです!そうなると、どんどん積雪量が多くなり、立ち往生やスリップの原因にもなるのです。
降雪の時には何が起こるか予測することは不可能であり、ましてやめったに雪が降らず、圧倒的に車の台数が首都圏であれば、また別の事象に巻き込まれる可能性だってあるのです!
3.一番怖いのが人身事故!自分と自分の車の損害だけで済まないケースも・・
積雪時に夏タイヤで走行している車で見かけるのが、ホイルスピンで動けなくなったり、ブレーキを踏んで”カニ走り”になってしまっている車です。
よく考えて、想像してみてください!
雪道でホイルスピンになってしまい立ち往生。勢いをつけてホイルスピンから脱出できたものの、その反動で車がナナメ走行になってしまい、歩道を歩いている小学生2人に衝突してしまった。二人はブロック塀に体を叩きつけられた。
降雪中に雪道ゆっくり走行中、いきなり前を歩いている老人が視界に入り急ブレーキ。車は止まらず、老人をはねてしまった。
以上の例は、実際に過去発生した事故になります。
雪道での運転は、自分と自分の車だけがダメージを被るだけで済まない可能性もあるのです!
最悪の場合、人を死に追いやってしまうことだってありうるのです!
そして、雪の中では車同様に歩行者だってまともに動けないことを認識しましょう!
予報が雪なら”先ず車に乗らない選択”を!
もし、明日の天気予報で自分の住んでいる地域に雪マークが出ていたら?
”まず車に乗る予定をキャンセルする”、”絶対に乗らない”などの選択をしてほしいと思います!
そうはいっても、職業上で車に乗らないと商売にならない方や、職業ドライバーの方もいるでしょう。
でも前項説明した”最悪の事態”を必ず想定してほしいのです!
交通事故は起こしてしまうのは一瞬です。どんなに後悔しても取り返しがつきません。
「乗らなかった時の損害」と「乗って起してしまった損害」を天秤にかけて考えれば、答えはカンタンだと思います!
雪道でも夏タイヤが多い首都圏!絶対乗るな! まとめ
今回は、雪道でも夏タイヤが多い首都圏における警鐘として情報発信させていただきました!
- 首都圏ではめったに雪が降らず、雪道の夏タイヤでの運転の怖さを知らない!
基本は”雪道で車はまともに動かない”ことを認識しよう! - 滑らないタイヤはこの世にない!
- 雪降ってるけどちょっとそこまで・・・が命取り!
- 雪による人身事後だってある!最悪を想定せよ!
- 雪道を”乗らなかったときの損害”と”乗って起きる最悪の損害”を天秤にかけて考えよう!
「かなり大袈裟すぎじゃない?」という声が聞こえてきそうですが、あえて「雪の時は車に乗らない」という内容で伝えさせていただきました!
実は小生も過去に雪道を運転していて”死を意識した事故”に遭遇したことがあるため、あえて強めに発信しました。
もちろん人それぞれ様々な事情があり雪道の運転をする場合があると思います!でも準備は万全に!(推奨はスタッドレスとチェーンの併用)ゆっくり・安全な運転を!!
最後までありがとうございました!
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