こんにちは、manyanです。
テノール歌手の秋川雅史さんが【徹子の部屋】に登場です。国民的な曲である「千の風になって」を知らない人はもはや居ないでしょう!
秋川さんは、歌手としての活動の傍ら、何と現在では彫刻家としても活躍されています。
なぜ”彫刻なの”と思ってしまいますね?また秋川さんの彫刻ってどんなものなんでしょうか?
そこで今回はテノール歌手・秋川雅史さんの彫刻家としての才能について、彼の生き様の凄さも併せて考察していきたいと思います。
秋川雅史さんの彫刻が気になる方は、是非最後までご覧ください。
秋川雅史について
先ずは秋川雅史さんの経歴から振り返ってみましょう!
- 生年月日:1967年10月11日
- 出身地:愛媛県西条市
- 学歴:愛媛県小松高校→国立音楽大→同校大学院
- 身長:175cm
- 経歴
1992年 大学院修了後、声楽の修行のためイタリアに渡る
1996年 帰国後、国内でのクラシックコンサートに出演
1998年 カンツォーネコンクール1位、日本クラシック音楽コンクール声楽部最高位 - 2001年 テノール歌手デビュー、CDリリース
2006年「千の風になって」発売、同年末の紅白歌合戦出場で話題に
2007年「千の風になって」が大ブレイクし130万枚を売上、紅白出場
2008年 3回目の紅白出場 - 2010年 NHK「ワンダー×ワンダー」の番組収録場所のドイツで鷹の彫刻を購入したことがきっかけで木彫りを始める
- 2011年 4回目の紅白出場
- 2016年 木彫作品”阿弥陀如来立像”を広島県福山市の専光寺へ奉納
- 2017年 木彫作品”弥勒菩薩像”を宮城県の秀麓斎へ奉納
- 2019年 木彫作品”八臂弁財天”を群馬県の太子山天明寺へ奉納
- 2021年~2022年 3年連続で二科展の彫刻部門で入選
秋川さんはテノール歌手としてだけでなく、2010年からは彫刻家としてとしても活躍されています。
彫刻を始めたきっかけはNHK番組の収録で訪問したドイツで購入した鷹の彫刻がきっかけになりますが、実は、それだけではありません!
秋川さんが生まれ育った愛媛県西条市では”西条祭り”が毎年開催されており、秋川さんも幼少のころから祭りに親しんできた、いわば”祭りバカ”なのです!
実際、小生も西条祭りには参加したことがあるのですが、地元の人たちは”10月の祭りが一年の終わりで始まり”というぐらい祭りを愛し、祭りのために生きている様な人が多いです!(大袈裟ではなくマジです!)
そして西条祭りで担がれるのが”だんじり”と言われる山車(屋台)!
この”だんじり”の高さは5m、重さ1トン!デカい!とにかくデカい!現物見たらビックリしますよ!
一般的なお祭りで担がれる”神輿”と比較しても全く大きさ・スケールがケタ違い!
そして、この”だんじり”の”面”はすべて木彫りの彫刻なんですね~!
実に美しい”だんじり”の彫刻!まるで芸術作品・・・・そう!!秋川さんは幼少の頃よりこのだんじりの美しい彫刻を見て育ち、彫刻の美しさにも魅せられていたのです。
きっかけはドイツで購入した鷹の木彫だったかもしれませんが、アーティストとして歌手だけでなく別の芸術の道は既に秋川さんの心の中で固まっていたのかもしれませんね!
秋川雅史の彫刻の才能は如何に?
秋川さんのテノール歌手としての実力と才能は、いわずもがな国民的合意事項の如く凄い!につきますよね!本当に声の伸び感、深さにシビれるばかりです!
一方、2010年から始めた”彫刻”の方はどうでしょうか?
ちょこっと作品を拝見しましょう!
この”龍”のレリーフは彫刻を始めてからわずか1年後の2011年の作品です!
”もう既に凄い!”
え!!これ1年で始めた人の彫刻なの?という驚きしかありません!まさに”だんじりの面の彫刻”を再現したかのような見事な龍のお顔です!
この”鷲”は2015年の作品!これもまさに”だんじりの2階部分にある置物”を彷彿とさせる素晴らし躍動感がありますね!鷲の羽が今にも動きそうです!
”楠木正成”像は2021年の二科展で入選した作品!もう既に並の彫刻家ではないですね・・!お顔も実にリアルに再現されています!
”龍図”も2022年の二科展で入選された作品です!これはだんじりの彫刻家・近藤泰山の作品を参考にしながら秋川さん独自のテイストを加えた作品だとか・・・!龍の顏が凄くいい感じですね!
秋川さんは2023年にも二科展で3度目の入選をしており、その作品が”蛙と蛇”!竹の上で蛇が蛙に睨まれている感じがよく伝わってきますね~!そして竹の割れた感じも凄くリアリティーがあります。
以上の様に、秋川さんの彫刻家としての実力は凄いものがあるということがお判りになると思います。わずか10数年でここまで来ているのです・・・その期間の短さにも驚愕してしまいますよね!
彫刻家としても秋川雅史にはやはり才能がある、ということになるでしょう!
※秋川さんの作品がもっと見たい!と言う方は是非HPをご覧ください→ココをクリック
秋川雅史の”生涯をかけて成長する”姿が凄い!
彫刻を始めてわずか1年で作品を、10年そこそこで二科展に入選してしまうほどの”彫刻家”になってしまった秋川さん。
ここで思うことは、やはり”才能というのは転移する”ということでしょう。
確かに秋川さんは幼少のころからだんじりの彫刻に親しみがあり、彫刻の良し悪しを見る目はあったのだと思いますが、何よりも凄いのはそれにチャレンジする行動力・継続力ですね!これは秋川さんの才能なのでしょう!
上で紹介した彫刻家・秋川雅史のHPにあるエッセイで、印象に残った彼のコメントがあります。
学ぶことや挑戦をすることは、そこに意味などはない。ただ自分が成長することが楽しいだけなのだ。
成長とは、今の自分と比べて上達していくことなのかもしれない。
引用:彫刻家 秋川雅史オフィシャルサイト
仕事も同じだ。ただコンサートをこなしていくだけの仕事と捉えていたら、そこには何の成長も生まれないし、やり甲斐もない。やはり「今よりもっと上手くなりたい」と思うこの気持ちこそが、自分を成長させるきっかけとなり、これが歌い続ける醍醐味なのかもしれない。
引用:彫刻家 秋川雅史オフィシャルサイト
秋川さんのこの言葉・・・!本当に心に沁みますね・・!
秋川さんは50代後半になっても更に自分が成長することに対し継続しているのです。やはり一流の人って常に成長を考え行動しているからどんどん凄くなっていくんでしょうね・・・!
まとめ
今回はテノール歌手・秋川雅史さんの彫刻家としての才能について、彼の生き様の凄さも併せて考察してみました。
- 秋川雅史は2010年に彫刻を始めた
そのルーツは地元の西条祭りの”だんじりの彫刻”にあった! - 彫刻家としての秋川雅史の才能が激烈に凄い!
始めてわずか1年で素晴らしい出来の龍の作品を、そして
2011年から3年連続で二科展に入選するほどの実力! - 秋川雅史の”歌手”としての才能は”彫刻家”にも転移した
常に成長を意識した行動がさらなる才能を開花させたのだ!
何と秋川さんは、マスターズ陸上競技大会にも出場しており、100mのダッシュを日課にしているのだとか!
50代後半の人が100mダッシュ出来るなんて、なんて人なのでしょうか・・・!
今後も秋川さんの歌手として、また彫刻家としての活躍に期待して応援していきましょう~!
今回も最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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