こんにちは、manyanです。
山下洋輔さんがNHK【最後の講演】に登場し、ジャズの即興で凄い演奏をしています!
山下洋輔さんは言わずと知れた日本ジャズ界のレジェンドであり、80歳を越えた現在でも精力的に音楽活動を継続しています。
しかも、クラシック系の譜面通りに演奏するものではなく、全て自分の感性により即興で演奏するジャズ音楽という、極めて難しいジャンルで活躍しています。
奇跡に近いと思うくらい凄い高齢でのジャズミュージシャンとしての活躍ぶり!この原動力の裏側には何があるのでしょうか・・?気になりますね?!
ということで今回は、ジャズピアニストの山下洋輔さんはなぜ80歳を越えても現役でいられるのか、またその原動力について考察していきたいと思います。
山下洋輔さん凄い演奏と彼の年齢が気になった方は、是非最後までご覧くださいね。
山下洋輔について
先ず山下洋輔さんの経歴を見ていきましょう。
- 生年月日:1942年2月26日
- 出身 :東京都
- 学歴 :麻布中・高校→国立音楽大
- 経歴 :
幼少からピアノに慣れ親しみ、中3で兄のジャズバンドに加入、
高3の時にバイトで演奏を始める - 大学進学後もジャズ演奏活動を継続、在学中に「山下洋輔トリオ」
を結成し、国内外で演奏ツアーに回る事になる - 1967年に大学卒業
- 1972年に福岡でタモリと出会い、後に芸能界入りに誘う
- 以降も様々なミュージシャンとバンドを結成、ライブを続け、
作曲や絵本やエッセイなどの執筆活動も行う - 2003年紫綬褒章、2005年に織部賞、2012年に旭日大綬章を受賞
山下洋輔さんは、幼少のころからピアノを叩いて育ってきており、かなり耳が良かったことで、音楽を聴いただけで鍵盤を奏でることが出来たそうです・・!
そしてその才能は、中学、高校でのジャズ演奏の活動で更に磨かれ、職業ミュージシャンとして生きていくことを志すのです。
大学の時には既にプロミュージシャンとしてライブ活動をしていたことからすると、中学・高校の時にはかなり練習を積んでいたのでしょうね・・・!
ビックリな一方で、何と芸能界の重鎮のタモリさんを発掘したのも、この山下洋輔さんなのです。
自身のジャズ演奏もそうなのですが、好奇心と面白さを追求している山下さんだからこそ、タモリさんを発掘出来たのかもしれませんね。
山下洋輔はなぜ80歳を越えても現役でいられるの?
山下洋輔さんは2024年で82歳を迎えており、2025年の83歳になってもライブが予定されています。
80歳を越えているのに、なぜ山下さんは今も尚元気で活動が出来るのでしょうか?
それは以前にもこのサイトで紹介させても頂いた方にヒントがあります・・!
(以下ブログを是非ご覧ください)
山下さんが80歳を越えてもまだ現役でいられる秘密は、小生が思うにピアノでの指使い!
手は第二の脳とも言われており、指先を動かすことで脳への血流量が多くなり、老化防止に効果的なことが分かっています。
更に、山下さんはピアノ奏者であることから、左右の手と足を全く別の動きをさせねばならず、ジャズの即興性も相まって、先にどのような音を奏でるのか常に考え、手足を追随させているのですから、老化防止の効果は2倍にも3倍にもなるでしょう!
これら手足と脳への刺激をジャズピアノ奏者として常に行ってきた山下さん。
年齢と共に鍵盤への入力速度は衰えてきているとはいえ、まだまだ現役バリバリでピアノ演奏が出来る訳です!
山下洋輔の原動力は自己流かつ自由な演奏!【最後の講演】
山下洋輔さんの演奏で有名だったのが”肘打ち”ですよね。
1960年代後半の学生運動・全共闘運動の時に、早稲田大学で開催した「山下洋輔トリオ」の乱入ライブは伝説的に有名です。この時ドラムが森山威男さん、サックスは中村誠一さん。
3人はまるで格闘するかの如く物凄い速さで演奏し、観客を魅了させたのです!
山下さんのプレイスタイルは当時”肘打ち”だけでなく、”拳打ち”や指の一本打ちなども披露しており、どうやったらこんな演奏ができるのかと思ってしまいました・・!
そう、基本的に山下さんの演奏スタイルは、かつて幼少の頃に音を感じて自由に音楽を奏でる”自己流”から来ているのですね。
当然、基本を学んだ上での自己流ということなのでしょうが、このプレイスタイルは当時初めて聞いた人にとっては衝撃的だったでしょう・・・「この人達頭狂ってしまったんじゃない?」みたいな・・・!?
今となっては色々なプレイスタイルが認められていますが、その流れを作ったのは紛れもなく山下さんであり、その功績は日本、世界のジャズ界にとっては大きなものでしょうね。
そして今でも”新しいことをして終わったらまた次の新しいことをしたくなる”という感じで次々と様々なプレイに挑戦し続ける山下さん。まさにピアノで楽しみ尽くすことが職業になっています。
この”あくなき音楽への探求心とチャレンジ精神”がおそらく山下さんの原動力なのでしょうね!
まとめ
今回はジャズピアニストの山下洋輔さんはなぜ80歳を越えても現役でいられるのか、またその原動力について考察してきましたが、いかがだったでしょうか?
- 山下洋輔は幼少よりピアノに慣れ親しみ高校生で
バイトで奏者、大学でプロとして活躍した - 山下洋輔はピアノ演奏で手足を動かし、即興で脳を
最大限まで動かすことで、結果的に80歳を越えても
現役を継続できているのだ! - 山下洋輔の肘打ち、拳打ち、一本指打ちなどの自由で
自己流の演奏スタイルが新たな活動への原動力となって
おり、可能性が無限に広がっている!
ピアノで開花した山下さんの才能は、執筆活動、トーク、バラエティなどの多方面に広がっており、その活動自体がエンターティメントの可能性を広げる結果に繋がっています。タモリさんを発掘したもの然り、この方に影響を受けた人は多いのでしょうね!
今後も益々元気に音楽界や多方面で活躍されることでしょう!これからもジャズピアニスト・山下洋輔さんの活動に注目です!
今回も最後までご覧くださり、ありがとうございました。
コメント