こんにちは、manyanです。
【マル日後にわかるホント】で放置自転車が最終的にどこに行くのか放送されました!
数年前に本番組とほぼ同じ内容が【たけしのニッポンのミカタ!】で放送されましたが、アフリカ大陸のガーナが一番の輸出先でした。
しかし、未だ相変わらず多い放置自転車!最近は駅の周辺も自転車置き場が整備されたり、路駐禁止がかなり厳しくなり現象の傾向なるも、まだまだ問題としては大きいですよね?!
今回は、この放置自転車の現状はどうなっているのか、そしてこの問題を今度どうすれば解決できるのかという点について、一緒に考えていきたいと思います!
どうぞ最後までご覧くださいませ!
放置自転車の現状は?そしてその意外な行先は?
先ず放置自転車の現状は、国交省の令和3年度報告(調査対象909市区町村)によると2.8万台であり、令和元年よりも36%程度減少傾向のようです。
この要因としては、放置が著しい駅周辺の自転車置き場の配置や、看板等での警告など自治体の懸命な努力が功を奏したと言えるでしょう。
しかし減少傾向とは言え、未だ放置自転車は多く、以下の返還率(持ち主が引き取り)を見ても47%の約半数の人が引き取りに来ていない状況です!
まだまだ多い放置自転車!そして約半数の放置自転車は引き取られず処分されるという末路を迎えます・・・!
その一方で、持ち主に引き取られなかった放置自転車は産廃処分なのか?というと、そうでは無く、使えるものはリユースされています。以下はリユースで国内向けか海外向けなのかの比率になります。
お!海外向けが約半分近くの43%もあるんですね!
更に、詳細を見てみましょう!
上のグラフによると、海外輸出先で一番多いのはガーナ、そしてタンザニア、フィリピン、ミャンマー、イラクという順番ですね。
海外向けの傾向としては、東南アジア、中東、アフリカなどの発展途上国へ送られ活用されている様です!よって、SDGs的には「いいね!」と言えると思います!
しかし・・・・やっぱり”放置する”ってムダですよね!勿体ないです!個人的には、発展途上国への援助はODA等で政府がやってくれ!と思ってしまいます。
放置自転車で自治体の対応費用がムダ!
全国で未だに多い放置自転車の対応は、各自治体の役所が担当しています。
役所の担当の仕事は、
- 道・駅での放置自転車の回収、トラック運搬、放置自転車場への移動
- 放置自転車場の整備、運営、引き取り受付
- 預かり期間を経過した自転車の処分手続き
など、人件費及び土地を要するものであり、各自治体にはこの役割を担う人たちが必ず居て、かなりの運用コストがかかっています!
例えば、品川区の例を見てみましょう!
品川区の放置自転車場は2か所あり、その一つは港湾地区の道路高架下にあります!
(品川シーサイドの駅から運河を渡り、首都高を過ぎた所)
ええー!!なんと保管場には自動販売機まで備えている!ビックリ仰天!
(まるで立ち食いソバみたいじゃないか・・・!!)
この状況を見ていかがでしょうか・・・?
自転車を引き取り費用は、自治体によって異なりますが、2000円から高いところで5000円程度。
そして引き取られる率が約47%。約半分が引き取られません!
人件費や土地維持費を考えると、チャラにするのは無理、完全に税金の無駄遣いですね!
そしてその税金を納めるのは我々です!
この無駄をいい加減に何とかしないとダメだと思いませんか??
放置自転車の今後の対応策をどうする?
放置自転車の今後の対策については、各自治体が賢明な活動により確かに減少しています。しかし抜本的な対策をしないと、更に減少させるには時間がかかると思います!
そこで、小生の案を考えてみました!
- 価格の安い中国や東南アジア製のママチャリの輸入を止める
安い自転車だから適当に扱う。放置する。回収されても引き取りに行かないのだ! - 自転車を購入するときは、マイナカード等の身分証明書等とヒモ付けて、防犯登録を義務化する
盗難防止と自転車放置ができない状況をつくる! - 駐輪場に駐車しない路駐や放置自転車の罰則を強化する(例:罰金額を1万円以上に)
罰則強化で所有者に責任の念が生まれ、放置が激減! - 都市部の自転車置き場をもっと増やす。大規模ではなく、小規模の置き場を多くする
路駐や無断駐車が無くなるとともに、自転車がもっと社会に普及し、CO2削減に貢献!
以上、4つ挙げてみました!どうでしょうか?皆さんはどう思いますか?
(一部、行き過ぎな気がしないでも・・💦)
特に2番目の防犯登録の義務化は、いかに安価な自転車であっても所有者に責任がありますので、自動車に近い管理をすべきと思います!
但し、「自転車税」だけはやめて欲しいですね・・・・!
しかしこのままの状況だと「自転車税」も真実味が増してきそうですが・・!
放置自転車の現状と今後の対応策は? まとめ
今回は、【マル日後にわかるホント】で放置自転車の行き先が放送されたのを機に、自転車放置問題について考察してまいりました。
- 放置自転車の現在は減少傾向なるも、未だ多く、約半数は”引き取りが無い”!
再利用の約半数が海外であり、最大がガーナで、東南アジア、中東、アフリカに輸出され再利用されている! - 放置された自転車にかかる自治体の費用はかなり要しており、未だ問題である
税金のムダ遣いだ! - 放置自転車を少なくさせるため、100%の防犯登録を義務化すべき
所有者責任を明確にする!
自転車の放置は”不法放棄”と同じだと思います!
今後はもっと厳しく放置自転車を取り締まることに合わせて、もっと自転車が活用できる社会の仕組みつくりも必要だと感じました!
皆さん、自転車を大事にしましょう!そしてご安全に!
最後までありがとうございました!
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