ジャングリアはTDLやUSJと比較対象ではない?コンセプトと収容人数から考察してみた!

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こんにちは、manyanです!

南国の「異色テーマパーク」本当にディズニーやUSJと比べていいの?

引用:X ホンマでっか!?TV 公式

沖縄に新たなテーマパーク「ジャングリア沖縄」が2025年7月25日に誕生しました。「パワーバカンス」を掲げるこの施設は、開業前からSNSやニュースで大きな話題を集めています。

そしてテーマパークと云うと、日本では東京ディズニーランド(TDL)ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が双璧として有名ですよね。

多くの人が気になっていることが、「TDLやUSJと比べてどうなのか。どれくらい楽しめるのか?収容人数は?、またそもそも本当にTDLやUSJと“比較対象”になるのか?」——ということではないでしょうか。

そこで今回は「ジャングリア沖縄」がどんな施設なのかを分かりやすく解説し、TDLやUSJと比較したときの“本質的な違い”を明らかにし、さらにはコンセプト・収容人数・観光資源との関係も考察し、沖縄観光における立ち位置まで掘り下げていきたいと思います。

読み終えたころには、ジャングリアが“比較すべき存在ではない理由”が腑に落ちるはずです。

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ジャングリア沖縄とは?新テーマパークの基本情報と開業の背景

沖縄に誕生した新テーマパーク「ジャングリア」とは

2025年春にグランドオープンした「ジャングリア沖縄」は、沖縄本島北部・名護市と今帰仁村にまたがる位置する新しい屋外型テーマパークです。

引用:ジャングリア沖縄

運営するのは、ジャパンエンターテイメント社で、「パワーバカンス」”休日を最大限に楽しめる場所”というコンセプトを掲げています。

ジャングリアの総開発面積は約60ヘクタール(東京ドーム約12個分)で、第1期の敷地には「熱帯植物園」「滝のアスレチック」「動物ふれあいゾーン」などが設けられています。

ジャングリアの開業日・場所・アクセス方法まとめ

  • 開業日:2025年7月25日
  • 所在地:〒905-0413 沖縄県国頭郡今帰仁村呉我山553番地1
  • アクセス:那覇空港から車で約90分(高速道路使用)、美ら海水族館から車で約15分
  • 駐車場:一般車用500台、観光バス用20台

(那覇からの位置)

引用:Google Map

(名護市からの位置)

引用:Google Map

現在のところ公共交通機関は不十分ですが、那覇の空港や市内から、また名護市内からもバスが運行しています

しかしかなりの観光客が利用するのがレンタカーではないでしょうか?車の方が駐車料金はかかるものの沖縄での移動においては圧倒的に便利ですね。

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オープン前から注目を集める理由とは?

ジャングリアは、メディアやSNSで「第3のメジャーテーマパーク」として大きく取り上げられました。理由は以下の通りです:

  • 沖縄初の大型テーマパーク
  • ”刀”の森岡氏が手がける様々な仕掛け
  • アジアの観光需要を見込んだインバウンド対応
引用:YouTube HikakinTV

また、全国ネットのテレビ番組やインフルエンサーとのコラボにより、開業前から知名度が急上昇しました。

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ジャングリア沖縄のコンセプトとアトラクションの魅力に迫る

南国×冒険が融合した独自コンセプトとは

ジャングリアの最大の特徴は「冒険×リゾート×癒し」という、従来のテーマパークにはないコンセプトにあります。具体的には以下の要素が融合しています:

  • 熱帯植物の生態系を学べるジャングルゾーン
  • トロピカルアスレチックでの身体体験
  • 滝や温泉など自然と共存する癒し空間
引用:ジャングリア沖縄

つまり「テーマパーク」「エコツーリズム」「ネイチャーエンタメ」ハイブリッド施設と言えるのです。

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注目のアトラクションとリゾート体験の特徴

注目のアトラクションには、以下のようなものがあります:

  • ダイナソーサファリ:ジープで恐竜に会いに行くツアー・・途中でトラブル発生!
  • スカイフェニックス:ジャングル上空を滑空するジップライン体験、驚愕の高さとスピード
  • パノラマダイニング”プテラノドンの巣”を模した天空エリアで食事
  • スパジャングリア(温泉ゾーン):熱帯植物に囲まれた露天風呂
引用:YouTube HikakinTV

「アトラクション」よりも、どちらかと云うと「自然との一体感」や「心と身体の回復」が主軸になっている点が、他のテーマパークと異なりますね。

家族連れ・カップル・インバウンド需要への対応

ジャングリアは、以下のような幅広いターゲット層を意識した設計です:

  • 小さな子ども向けの安全な自然体験エリア
  • カップルや若者向けのSNS映えスポット
  • 訪日外国人向けの多言語対応や文化体験ブース
引用:ジャングリア沖縄

沖縄の地の利とグローバルな観光戦略が見事に融合しています。というのもおそらくこの施設は日本人向けではなく、沖縄に近いアジア近隣各国のインバウンド需要を狙っているのです。

TDLやUSJとジャングリアはどう違う?コンセプト比較で見えた本質

東京ディズニーランドとの違いは「世界観の作り込み」

TDLの魅力は、徹底されたファンタジーの世界観。ディズニーキャラクターや映画のストーリーとリンクした空間設計により、来場者は「非現実の魔法の国」に浸れます。

引用:東京ディズニーリソート

一方、ジャングリアは現実世界の自然や体験を「リアルに楽しむ」方向性。つまり、想像の世界 vs 五感で味わう世界という根本的な違いがあります。

USJとの違いは「ブランド力」と「IP活用」

USJはハリウッド映画などの強力なIP(知的財産)を軸に、絶叫系ライドやシネマ体験を提供します。

引用:ユニバーサルスタジオジャパン

ジャングリアにはIPに頼らない“ノンブランド”型のアトラクションが中心ここにあるのは「ストーリー」ではなく「リアルな自然体験と身体的な冒険」です。

ジャングリアが目指す「没入型エンタメ」とは

ジャングリアの強みは「ナチュラル・イマーシブ(自然の没入型体験)」です。高低差のある地形を活かし、視界に人工物を極力入れない工夫が凝らされています。

引用:ジャングリア沖縄

まるで本物のジャングルに迷い込んだような感覚を味わえるのが、他のパークにはない最大の魅力です。

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ジャングリア沖縄の収容人数と混雑予想—他テーマパークと比較検証

想定入場者数と施設キャパシティは?

ジャングリアの想定入場者数は1日あたり約5千人程度とされています。これはTDLやUSJの平日平均(約3〜5万人)に比べるとかなり控えめであることが分かると思います。

また施設自体の敷地が極めて広く、各エリアが分散型になっているため「密集」は殆ど起こりにくい設計になっています。

混雑予想とピークシーズンの傾向

沖縄観光のハイシーズンであるGW・夏休み・秋の連休は混雑が予想されますが、アクセスにやや時間がかかるため、地方型混雑(駐車場や道路渋滞)の傾向があります。

引用:TBSニュース

特に夏休みシーズン(梅雨明けの6月から9月まで)は沖縄は混雑が多くなりますね。

よって安価に旅行をしたい人は冬(12月~3月ごろ)に行くのも一つの手でしょう!

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TDL・USJとの収容規模の違いによる考察

次にジャングリアとTDLやUSJとの収容人数の比較から、各々の違いについて考察してみましょう。

下表を見て分かるのは、ジャングリアの収容キャパはTDLやUSJの1/10以下ということです!

テーマパーク最大収容人数1日平均来場者数
東京ディズニーランド約6万人約4万人
USJ約6万人約4万人
ジャングリア沖縄約5.5千人約3000人程度

この収容人数から考察するに、ジャングリアは「メガ集客」ではなく「質の高い滞在型観光」を重視している点で、戦略が大きく異なります。

TDLはやUSJはより多くの集客をしていかに稼ぐか、そして早く効率的に顧客のアトラクション回転数をアップさせ顧客満足度を得るかという所に重点を置いており、ジャングリアの持つ「自然とのふれあい」「リラクゼーション」とは全く異なる戦略をとっています。

よって、もし顧客がTDLやUSJのような興奮を得たいという目的でジャングリアを訪れた場合その期待とはかけ離れたものとなるワケです。

ジャングリアは沖縄観光に何をもたらすか?地域経済と観光戦略の視点から

沖縄観光の新たな柱と地域貢献

従来の沖縄観光は「海」「食」「歴史」が中心でしたが、ジャングリアの登場によりアクティビティ型観光の選択肢が増えました。とくに「雨の日でも楽しめる屋外型施設」として、旅行日程の柔軟性が高まるでしょう。

引用:名護市

また、地元経済・雇用・交通インフラへの影響においては、

  • 雇用創出数:約1000人規模(地元雇用を優先)
  • 周辺道路の拡張・バス路線の新設が進行中
  • 地元農産品やお土産品の販売スペースあり

などなど、観光客数だけでなく地域との共生が考慮された設計になっているところにも注目ですね。

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今後の拡張計画と展望

今後、以下の拡張が検討されています:

  • 第二期ゾーン:宿泊施設・グランピングエリアの開発
  • 体験型ワークショップ:沖縄文化と連携した学びの場
  • ナイトアクティビティや音楽フェスの開催

ジャングリアは「一日滞在型」から「二泊三日滞在型」への進化を目指しており、沖縄観光のトレンドを変える可能性を秘めています。

引用:沖縄タイムス

近隣には未開拓地域も多くあり、パークエリアやアトラクションも今後どんどん拡大することが期待できますね!

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まとめ:ジャングリアは「第3のUSJ」ではなく「唯一無二の冒険リゾート」

今回はジャングリア沖縄のコンセプト、収容人数、そしてTDL・USJとの比較を通じて、その独自性と魅力を明らかにしてきましたが、いかがでしたか?

  • 結論として言えるのは、ジャングリアはディズニーやUSJのような「テーマパーク型エンタメ」ではなく、自然体験型の“新ジャンル”施設だということ。
  • 観光トレンドが「消費から体験へ」と移りゆく中、ジャングリアは“旅の目的地そのもの”となる可能性を秘めています。
  • 沖縄旅行のプランの「海」「食」「歴史」に加えて新たな選択肢“冒険と癒しのテーマパーク”が入ることで今後の沖縄はより魅力あるものになるだろう!

グランドオープン後はどちらかと云うと”悪評”が目立っているジャングリアですが、必ず改善され、また新たなアトラクションオープンも予定されていますので、これからはさらに楽しくなると思います。

小生も秋に沖縄滞在を計画していますので、是非ジャングリアには行こうと思います。
皆さんも是非どうでしょうか??

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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