こんにちは、manyanです。
「お祈りひとつで、空から雨が止まるーーそんな“奇跡”を本当に見たことがありますか?」
【世界くらべてみたら】で登場した謎の職業・レインストッパー!
インドネシア・バリ島には、信じられないような能力を持つとされる“祈祷師”が実在します。
なかでも話題になっているのが「レインストッパー」。その名の通り、雨を止める専門の祈祷師で、結婚式やイベントの際に天候を“操作”すると言われています。
TBS系の人気番組『世界くらべてみたら(通称:せかくら)』でも取り上げられ、日本の視聴者に衝撃を与えたこのレインストッパー。一体彼らの仕事とは何なのか?実際に雨を止めることなど本当に可能なのか?そして気になる“年収”は?
そこで今回は、インドネシア・バリ島独特の文化背景を持つレインストッパーという職業の正体を深掘りし、年収・仕事内容・信憑性などについて迫ります。
この職業のことが気になった方は是非最後までご覧いただき、あなたの視点が変えてみるのはどうでしょう!?
バリ祈祷師・レインストッパーとは?不思議な職業の正体に迫る
バリ島の伝統文化とレインストッパーの起源
バリ島は、インドネシアの中でも特に濃厚なヒンドゥー教文化が根付く地域。その中で、天候や自然現象をコントロールするとされる祈祷師が古くから存在します。

レインストッパーは、宗教儀式や地域の祭礼「オダラン」などで雨を止めるように祈る専門職。バリヒンドゥー教における“自然と霊の調和”という考え方に基づいており、自然現象にスピリチュアルな意味が込められています。

彼らは数十年にわたり“雨止め”の技術を磨き、特別なマントラ(祈祷文)や道具を使ってセレモニーを行います。
レインストッパーの儀式内容と天気を操る力の真相
レインストッパーの儀式は、依頼者の希望日や場所に応じて行われます。代表的な儀式内容は以下のとおりです:
- 特定の香や供物を用意
- 聖水をまいて清める
- マントラを唱えながら空を見上げる
- 自然の“気配”を読みながら天に祈りを捧げる
儀式は数十分で終わることもあれば、数時間かけることもあります。科学的な証明はありませんが、「本当に雨が止んだ!」という声も多数存在します。

インドネシア現地で実際にレインストッパーを取材したというネット記事を見つけたのですが、それによると、あるイベント当日、降水確率90%にもかかわらず、祈祷の直後に雲が晴れたそうです!
日本でも古来から邪馬台国の卑弥呼の様な人が居て、飢饉や災害が起こらぬように、また雨乞いなどの祈祷がされていたことが史実として知られていますが・・・。
それと似たような感じでしょうか?
レインストッパーの仕事と報酬は?祈祷師の年収事情
レインストッパーの依頼料金と祈祷の相場
バリ島での祈祷料金は地域や祈祷師の“格”によって異なりますが、1回あたり日本円で5,000円〜30,000円程度が相場です。豪華な儀式や有名祈祷師になると、それ以上の金額を支払うこともあります。

料金は以下の要素によって決まります:
- 時期(乾季・雨季)
- 儀式の規模
- 対象人数(個人・団体)
- 所要時間や移動距離
特に観光客からの依頼では、高額になるケースもあるとのこと!ちょっとボッタクリ・・・。
どんな依頼が多い?結婚式・祭り・観光イベント
レインストッパーへの依頼は、以下のような場面で多く発生します:
- 結婚式・バリ風挙式
- 村の祭礼やダンスイベント
- ビーチでのパーティ
- ヨガリトリートなどの屋外ワークショップ

バリ島では雨が多く、スコールに見舞われることも少なくないため、「晴れ」の祈願は日常的に重要なニーズとなっています。
現地の生活費と比較した収入レベルの実態
バリ島の平均月収はおよそ3〜5万円程度とされています。対して、レインストッパーは月に10回以上の依頼があれば最高でも30万円(年収360万円)以上も可能であり、かなりの高収入職に分類されます。
有名になると、テレビ出演や観光ガイドと連携したビジネス展開も可能で、“職人”としてのステータスが上がるにつれ、収入も増えていく仕組みです。

日本ではお寺の住職さんやお坊さんが比較的年収が高いと思われていますが、それでも平均500万円/年程度と日本のサラリーマン平均より少し高い程度ですので、レインストッパーの年収がいかに高額かということが分かりますね!
本当に雨が止まる?レインストッパーの効果と信ぴょう性
実際の成功事例と失敗例
TripAdvisorやGoogleレビューなどを調査すると、レインストッパーに関する成功談は意外にも多く存在します:
- 「30分前まで降っていたのに、儀式後はピタリと止まった」
- 「神前式が無事に行えた。感動した」
- 「参加者全員が驚いた」

一方で、以下のような“失敗例”もあります:
- 「やはり自然には勝てないこともある」
- 「少しは止んだが、完全には晴れなかった」
スピリチュアルな儀式である以上、100%の保証はないという点は重要です。
気象操作とスピリチュアルの境界線
近年では「人工降雨」や「気象操作技術」も研究されていますが、レインストッパーの方法は完全にスピリチュアルに依存しています。
科学とは異なる次元の考え方で、バリ島では「自然との対話」や「空気の流れを読む力」が重視されます。

普通に考えて、「お祈りだけで気象をコントロール出来る訳ない!」と思いがちですが、これも信仰のひとつ。現地の人にとっては大事な大事な儀式であり、お祈りなのでしょうね!
科学的視点で見る“雨止め”のカラクリ
実際、バリ島の天候は変わりやすく、短時間のスコールも多いです。このため、儀式のタイミング次第では偶然雨が止むこともあるという見方もあります。

ただし、長年の経験から「空の色で天候を読む」レインストッパーも存在し、単なる偶然とは言い切れない部分も。これは【せかくら】に登場した彼も”空を読むタイプの人”なのかもしれません。
バリ島のシャーマン文化とレインストッパーの関係性
シャーマン(霊媒師)との違いと共通点
バリ島には「バリアン」(シャーマンとも)と呼ばれる霊媒師もいます。彼らは病気の治癒や霊的な相談を受ける専門家。一方、レインストッパーは天気に特化した祈祷師で、「祈る対象」が異なるのが大きな違いです。

ただし、どちらも共通して「自然・神霊との交信」を重視しており、精神集中や霊的感受性が不可欠とされます。
ヒンドゥー教と儀式文化の中の位置づけ
バリヒンドゥー教では、自然現象は神の働きとされ、神々とのバランスを取るために様々なセレモニーが行われます。レインストッパーの儀式もこの一環であり、単なる“迷信”ではなく信仰の表れとして受け入れられています。
オダランなどの宗教行事での役割とは
オダランとは、各寺院の誕生日を祝う祭りで、バリ中で盛大に開催されます。このような祭りでもレインストッパーは重要な役割を担っており、大勢の信者が祈りに参加することも。

宗教・文化・共同体が一体となったこの環境が、彼らの存在意義を支えています。
まとめ
そこで今回は、インドネシア・バリ島独特の文化背景を持つレインストッパーという職業の正体を深掘りし、年収・仕事内容・信憑性などについて迫ってきましたが、いかがだったでしょうか?
- バリ祈祷師・レインストッパーは、ただの“都市伝説”ではなく
古くから地域文化に根付き、実際に高いニーズを誇る専門職
として活躍している
- 科学では説明できないスピリチュアルな世界
文化と信仰、そして経験に裏打ちされた独自の
世界がレインストッパーなのだ! - レインストッパーの年収はインドネシア平均年収の
7倍~10倍近くと高収入!
ステイタスで年収が異なる
もしバリを訪れる機会があるなら、あなた自身の目でその「祈りの力」を体験してみるのはどうでしょう??・・・ちょっと怖いかもですが、それは単なる観光以上の価値を持つ体験になるはず!
今回も最後までご覧くださり、ありがとうございました。

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