こんにちは、manyanです!
【ガイアの夜明け】で築地場外市場と豊洲市場の現在と今後の展望が放送されました!
小生はかなり前から築地場外市場に通っており、馴染みの海苔店、乾物屋に行った後、お寿司屋さんで一杯やるのがいつものコースです。
この1年間では、2023年の5月、9月、そしてつい先般2024年の1月末にも行ったのですが、平日にも関わらず、相変わらずごった返しています・・・!
【ガイアの夜明け】でも取り上げられているテーマかと思いますが、今回は小生なりに現在の外国人でごった返した築地場外の状況と、今後の市場への懸念について考えてみましたのでお伝えしようと思います!
どうぞ最後までよろしくお願いいたします!
築地場外市場の今は外国人だらけでまともに歩けない!
先ず、築地場外市場の「今」は”本当に外国人”だらけです!
この1年で3回行きましたが(いずれも平日)、ごった返しています!
そして特徴的なのが”ほとんどが外国人”です!これ本当にそうなのです!おそらく8割、いや9.5割は外国人の方々だと感じました!
以下に、どんな状況か具体的に箇条書きでお伝えしましょう!
- まるで外国に来てしまったかの錯覚に陥るほど外国人だけ!本当にいろんな国の人がいる!
- マジでギュウギュウで前に向かって歩けない!頻繁に立ち尽くしの状態になる
- 皆、店の前や道の真ん中でビール片手に食べまくっているため、人の流れが頻繁に止まる
- 外国人の方は”国土の広い国”に住んでいるせいか、全く避けない
”ジャマになっている”という意識は全くない - 特に中国人の人は全く避けない。ぶつかっても平気な顔(怖い)
- 仕入れの車やバイクもこの人ごみの中入ってきて、超危ない!
- お寿司屋さんで順番待ちをしている客がいるのに、割り込んでくる
「並ばなきゃ入れないよ」と英語で言うと、「Ha?What?」という顏! - 比較的新しい施設の「ぶらっと築地」と「築地魚河岸」は場外市場中心よりは空いている感じ
(写真引用:nippon.com) ・・・実際はこんなもんじゃありません!
ということで、築地場外はまさに”カオス状態”!5月に行った時には「外国人の人多くて面白いな!いいな!」と思っていたのですが、後の2回は”もう人多すぎてしんどい”となってしまいました!
とにかく、毎日が年末の30日31日並みの人ごみです!しかもその殆どが外国人なのです!
市場じゃなくてお祭りか?縁日か?的屋化している!
いつもごった返している築地場外!
”市場”なので、本来であれば新鮮な魚を買いに来るところですよね?!
しかし、今や”完全に外国人向けの観光地”になってしまっています!
それもそのはず!訪日外国人向けのサイト”Japan Guide”をみると、なんと東京中心地のお勧めの観光スポット1位が築地場外市場になっているのです!
(引用:Japan Guide)
更に、築地市場の説明では以下の様に書かれています!
築地場外市場への訪問には、地元のレストランでの新鮮な寿司の朝食または昼食と組み合わせるのが最適です。通常は午前 5 時から正午または午後の早い時間まで営業しています。築地場外市場で販売・販売されている魚のほとんどは豊洲市場から直送されているため、東京でも有数の新鮮な魚介類を味わえる場所です。
引用:Japan Guide ~Tokyo central~
そうなのです!外国人の方々は、”フィッシャーマンズワーフ”に行って美味しいものを食べよう”という感覚で築地場外市場に来ているのです!
そして、最近の築地場外で一番特徴的なのが「的屋販売」です!
今や市場内のいたるところで、串焼き、刺身小皿、ホタテやエビの焼き物、卵焼き、生ガキ、揚げ物、スイーツなどの「食べ歩きできるモノ」を販売しており、これに外国人が食いつくのです!
そりゃあ・・・目の前で見せられたら食べたくなってきますよね?
しかも、どれも結構ないいお値段!量がちょこっとなのに千円を超えるのは当たり前!
でも”観光”で来ている外国人は、ここぞとばかりにとにかく食べる食べる!
こんな感じで今の築地場外は毎日お祭り!縁日!もはや的屋化した市場になってしまっています!
本当は「違うぞ!市場だから食材を買いに来るところなんだぞ!食事はそのついでだ!」と言いたいところなのですが、時すでに遅し。
正直思うのですが、この狭い築地場外の立地からして”完全に観光地には不向き”と思います。
完全に収容キャパをオーバーしていますね・・・!
築地市場の今後の懸念・・退化しないか心配
今は円安であり、コロナも明けてインバウンド需要が増加するのは確かに良いことです!
もっと多くの外国人に日本に来てもらいたい!日本を知ってもらいたい!日本を好きになってほしい!という気持ちはあるのですが、その一方で懸念もあります。
それは、「築地場外が観光地化したことで市場そのもの質が退化してしまわないか」という懸念です!
というのも、元々日本人は生魚を食べる文化で、味に対してもかなり通であると思います!
しかし、”本来の魚の味を知らない外国人”が多く築地に来ることで、提供するモノの質が下がってしまうのではという懸念です。
要は”外国人は魚の味を知らずに来る、日本の食文化を体験したいがために来るので、提供するのは二流品でいい”という風になってしまわないか、ということです!
そして、前から築地を利用していた日本人客すら、この外国人でごったがえす築地場外を敬遠していかなくなり、更にこの傾向が拍車がかかるのではないか・・・?
プロの魚河岸の皆さんにこんなこと言ったら怒られるかもしれませんが、絶対そんなことにはなってほしくないと思います!
築地場外が退化するか否か??それは築地場外で店を営む皆さんの意識にかかってきそうですね!
築地市場は外国人だらけ!今後の懸念は? まとめ
今回は、現在の築地場外は外国人だらけで歩けない状況について、そして今後の市場の懸念について考察しました!
- 築地場外市場はいつも年末かのような人ごみ!
訪問客の8~9割は外国人で、まるで”外国にいるみたい”な錯覚 - 築地場外市場は東京おすすめの観光スポット1位!
”市場”ではなく、縁日化、的屋化している! - 観光地化することによる築地場外市場の質の退化が懸念!
これは、市場各店の意識のあり方にかかっているだろう!
小生はこれからも築地場外市場に通うと思います。豊洲ではありません!築地じゃなければ何だかシックリ来ないんですよね・・・!観光地化しても”築地のポリシー”は今後も絶対守り抜いて欲しいと願っています!
以上、最後までご覧くださり、ありがとうございました!
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