こんにちは、manyanです。
絵本や絵画で有名は藤城清治さんが【新美の巨人たち】に登場!
なんと2024年で100歳を迎えたんですね~!
しかし100歳を越えてもなお現役で創作活動しているこの人の原動力というか元気さというのはどこから来るのでしょうか・・?もはや奇跡にも近いような気がしますね?!
そこで今回は、なぜ藤城清治さんは100歳を越えても現役でいられるのか、そしてこの凄さと元気の秘密について探っていきたいと思います。
藤城清治さんの超高齢現役が気になった方は是非最後までご覧くださいね。
藤城清治について
先ず藤城清治さんの経歴を見ていきましょう。
- 生年月日:1924年(大正13年)4月17日
- 出身 :東京都
- 学歴 :慶應義塾大学卒
- 経歴 :
幼少のころから絵の才能があり、小学生の時に絵師に
油絵の指導を受ける - 1940年に慶応大学に入学、人形劇にも親しむ
1943年には日本軍に入り沿岸警備隊に配属
1946年終戦後に慶応大学に復学し、人形劇と影絵に携わる
翌年の大学卒業後にテアトル銀座に入社し宣伝部でパンフレットなどを制作 - 1948年「暮しの手帖」で影絵の連載を開始
- 1940年~1990年まで多くの絵本や作品、美術作品を手掛ける
その功績により、多くの褒章や功労賞を授与された - 1990年以降にはこれまでに描かなかった戦争や自然災害をテーマ
にした作品を手掛けるようになる
2024年で100歳を迎えた藤城さんのこれまでの経歴と功績はあまりにも多く、ここでは書き切れませんが、日本中の誰でも知っている「ケロヨン」の生みの親が、この藤城さんなんですね!
そして、自身の”影絵”で表現される独特のタッチが実に味わい深く、また懐かしさを感じてしまいます。
この小人さんたちの黒い目と今にも動きそうな躍動感のある絵は、絶対誰も小さい頃よく見ていたのではないでしょうか?小生も小さい頃NHKの「みんなのうた」やショートアニメーションで見た記憶があります。
そして藤城さんの作品は絵本だけではなく、大きなキャンバスに描く超大作が多いことでも有名ですね!
「魔法の森に燃える再生の炎」は横6m、縦2.3mもの大きさ、宮崎空港に設置されているステンドグラス作品も超巨大ですね~。
あまりにも凄すぎる藤城さんの作品の数々ですが、その”影絵”の制作手法もかなり独特です!
”影絵”というのは、紙やカラーフィルムを切って合わせて絵にしていくのですが、藤城さんが紙を切るのに使用しているのが、何と市販のカミソリ刃!
このカミソリの刃を指で持ち、角度や力の入れ具合で切り方を変化させ、その絵独自の風合いを出しているのだとか・・・!
もう・・職人芸が凄すぎて言葉が出ないですね・・・。
このカミソリ刃で創作する影絵は極めて細かいディテールで創られており、これが藤城さんの作品へのこだわりなのでしょうね。
以上の様に、100年の藤城さんの経歴を簡単に表現することは難しいのですが、”影絵”を究極までに極めた芸術家なのです。
藤城清治はなぜ100歳でも現役でいられるの?
2024年現在では、100歳以上の高齢者は全国で9万5千人を超えており、1990年頃から一気に増えてきてはいます。
しかし、”100歳でもなお現役で働いている”となれば、本当にごく少数だけでしょう。
実際に、100歳以上の人は家で家族とゆっくり過ごしたり、またベッドの上か車いすの生活の人が多いのではないでしょうか?
一方、藤城清治さんは未だ創作活動を職業として行っており、MISIAさんのコンサート用の絵を作成したり、他の作品も手掛けています。
藤城さんがなぜ100歳を越えても現役なのか?を考察するにあたり、彼の発したあるコメントが気になりました。
「生きていることの喜びが自然の中にはもっとある」
「楽しい事、素晴らしいことをもっと!絵は生きてなきゃいけない」
「絵が面白くて売れるから描いているわけではない。絵の中にいる猫が、小人が、木々が可愛いかったり美しかったりするから描き、そして伝えたいのだ」
「自分のやっていることが、音となり、絵になり、そして文章となり伝わっていくものなのだと・・・・・無意識の中にそれがでているのだと・・」
引用:YouTube 関口宏の人生の金言
以上、藤城さんのコメントを読み取る限り感じることは”常に世の人たちに伝える”ことを旨としており、そこには”老いたから出来ない”という意思は一切無いということでしょう!
そして”生きていることが素晴らしいこと”と常に感じている藤城さんには、よくあるご老人の愚痴”もう死ぬだけや”とか”あそこもココも悪くてもうアカン”的なことは一切無いののです。
これが一般の老人には無い若さの秘訣であり、常に求め続けて生きているので、100歳になっても現役を続けていられる理由なのかもしれませんね!
藤城清治の凄く元気な秘密は?【新美の巨人たち】
藤城清治さんは、2024年で100歳を迎えても元気で、ちゃんと自分の考えを口語で話すことが出来、また創作活動も継続できています。
この凄い元気の秘密・・というのはおそらく、”手先を動かしているから”に違いないと小生は思っています!
常に扱いが難しいカミソリ刃を指で動かし、極めて微細な動きで芸術品を今でも創作できる藤城さん。
この動きというのは、おそらく脳に物凄い刺激を与え続け、思考量力や想像する力、そして強い気持ちを持ちづつける原動力になっている様な気がするのです。
手先の器用さというのは脳が活発に動いてるからこそですよね・・?!これを、おそらく藤城さんは無意識でやっており、結果的に元気に活動出来ていることになっているのしょう。
やはり人間は”思考するより行動”が大事なのかもしれませんね!
まとめ
今回はなぜ藤城清治さんは100歳を越えても現役でいられるのか、そしてこの凄さと元気の秘密について探ってきましたが、いかがだったでしょうか?
- 藤城清治は大正生まれで戦争も経験した貴重な人物!
幼いころから芸術の才能があり、大学時代でそれを開花させた - 藤城清治が100歳でも現役でいられる理由は、生きていることの
素晴らしさを感じながら、人に伝えていきたい欲求の強さだ - 藤城清治が凄く元気でいられる秘密は”手先を起用に動かし続けている”こと!
藤城さんは100歳とは言え、まだ物凄い意志と創作意欲でこれからも我々を魅了するモノを創っていくのでしょうね!
とはいえ、100歳!どうか先ずは健康第一で創作活動を自分のペースで行っていって欲しいと思います!
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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